若いとき、ラジオやTVで懐メロを聞くたびに疎ましい気持ちを持っていたものです。20台前半までは最新の音楽が気になっていたものです。
その後、音楽を楽しむ度合いはだんだん減っていき、私の中の音楽のアップデートはとまってしまいました。
そして今、耳にする音楽は私が10代の頃に聞いた所謂懐メロになってしまいました。《時代は繰り返される》ですねえ。
アメリカ出張のときはレンタカーのFMのチューニングは80年代のロックにあわせていました。昔はただ聞き流していたそれらの音楽の中、後になって歌詞の素晴らしさに新たな感動を覚えることも多いのがBeatlesです。
そんな曲のひとつに《When I'm sixty-four》があります。
“何年もたって僕が年を取って髪の毛も薄くなっても、誕生日やバレンタインにはワインでお祝いしてくれるかい?
夜遊びして午前3時頃に家に帰ったら、鍵をかけて締め出してくれるかい?
まだ僕を必要としてくれるかな。 ご飯もつくってくれるかな、僕が64歳になっても”
歌っていたポールは残念ながら64歳の誕生日にはその夢は実現できなかったようですが、20代の頃にこんな歌詞を書けたなんて、才能ってすばらしいもんだな、と思います。