北朝鮮と韓国の緊張状態が続いていますが、私にとって戦争をとても身近に感じた経験があります。
それは、911事件の発生の日でした。
息子の留学手続きを終えて、息子を置いて日本に帰るその日の朝、TVの前で私は凍りつきました。
すべてのチャンネルで緊急ニュースが流れ、ビルの崩れおちる瞬間の映像が繰り返し流れ、下に流れる文字情報では、全米の空が封鎖され、すべての飛行機が近くの空港に着陸を命じられる、という異常事態を知らせるニュースが。
戦争が始まるのではないだろうか?
日本には帰れるのだろうか?
会社の経営はどうなってしまうのだろうか?
息子はこのまま置いて帰っていいのだろうか?
いろいろな考えが頭の中を駆け巡り、気がつくと一時間ほどTVの前に立ちすくんでいました。
後できがついたのですが、ごみ箱には細かく引きちぎられた帰りの航空券が入っていました。
それから日本に帰れたのは5日後のことでした。
戦争の恐怖をあれほど身近に感じたことは初めてでした。
今回、韓国の多くの人々は同じように感じていることでしょう。
戦争は起こしてはいけません。
戦争がおこれば必ず犠牲者がでます。
そしてその犠牲者は、戦争を決定する権力者ではなく、若者たちです。なんとか平和裏に問題解決を図ってほしい、と願います。