2007年から2009年にかけて起こった世界金融危機のあおりを受け、日本の経済も大きな打撃を受けました。
不動産業界も例外ではなく、販売は激減し、その結果は地価の下落という形で現れました。
その結果、価格が高く、売り物件も少なかった中心部に、格安の売り土地が出るようになり、こうした土地を仕入れてる建売業者も増えてきました。
一方、建築コストも下がり、≪安く仕入れた土地に、安く建築できる≫という状況が生まれました。
10年前の仙台市内では、中心部から離れた新興住宅地に3000万円台で売りだされるのが普通だった建売住宅が、最近では中心部で2000万円台で多くの物件が売りだされるようになってきたのです。
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