重要事項説明書
ヨーロッパの不動産を視察してみて、思うことがあります。
物件が築後100年を超えているものが多く、特にハンブルグでは、100年を超える建物には名前が付けられ、きれいにリフォームして使用されていることです。
こうした物件では、隣地との境界もはっきりしていないようで、日本式の境界食いは全く発見することが出来ませんでした。
日本の場合は、年々変わる建築基準法などの兼ね合いで、古い建物は既存不適格物件となり、再建築不可となる場合もあります。つまり、その建物が建てられた時代には存在しなかった規制がその後に作られ、現在の建築要件に該当しない、という場合があるのです。
こうした内容を不動産業者が調査して、作成するのが重要事項説明書です。
はたして、ヨーロッパの古い建物の重要事項説明書には、どのような記述があるのか、非常にきになるところです。
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