不動産情報
当社が不動産情報のネット発信を開始してから、早10年を過ぎました。
日本のプロバイダーが従量制という今では聞かれない料金体系で、まだ利用者があまりない時代に、最初に作ったホームページは、WORDで作成した代物でした。
見よう見まねで、サーバーにアップしたものの、スタイルシートの何たるかも知らずに作成したホームページは、みごとにスタイルが崩れて燦々たるものでした。
写真を表示しても、ネットのスピードが遅く、1枚の写真が表示されるのに5-10秒ほどかかるという、今では考えられない環境で、不動産情報を伝えるには、心もとないものでした。
そんな中、YahooJapanがスタートし、検索エンジンサービスを開始したものの、一部上場の企業ですら、ホームページを持っていない、という状況で、検索して表示される情報も、極めて信頼度の低いものだったのを記憶しています。
そんな時代から10数年、気付けば作成したホームページの総数は優に300を超えています。
最近は、ホームページ作成料金も安くなり、技術も向上し、すばらしい不動産ホームページが大量にネット上にあふれる時代になりました。
そんな中憂慮するのは、物件情報の適格性。ホームページを作成し、物件データベースCGIも優秀なものが出来上がったとしても、物件を入力するのは人力。実は、物件の入力、アップデートを的確に行うのは、結構大変な作業なのです。
物件更新の遅れた、あるいは入力ミス等によって、不適格なままアップされているような不動産情報が、インターネット上に氾濫する危険性をどのように排除していくか、不動産業界の抱えた悩みはまだまだ続きそうです。
ちなみに、当社の不動産物件は常にメインテナンスされているように、常に注意しております。
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